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【広島 原爆投下の真相】名著・日本のいちばん醜い日
https://youtu.be/YXGiS-N94Vc
5つ星のうち 5.0 もう真実が明らかになっても良いのではないか, 2009/9/23
By volvox_sp (広島県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 日本のいちばん醜い日 (ハードカバー)
最後の方に「広島にどうして原爆が落ちたのか」という章がある。
読んでいて、いやなことを思い出した。
1975年10月31日の昭和天皇の日本記者クラブの会見である。
「えー、この、えー、原子爆弾が、えー、投下、された、ことに対しては、えー、えー、遺憾には思ってますが、えー、こういう戦争中であることですから、どうも、えー、広島、市民に対しては、気の毒で、あるが、やむを得ないことと、わたくしは思っています」
当時は平和天皇という偶像を信じていたので、いやな感じがしたが気にしないようにしたのだが…
今になってみると久間元防衛大臣の失言と同じである。
木戸幸一も巣鴨の尋問(1950.4.17)で「陛下や私があの原子爆弾に依って得た感じは、待ちに待った終戦断行の好機を茲に与へられたと云ふのであった」と語り、1997年に公開された「政治談話録音」で「原子爆弾も大変お役に立っているんですよ。ソ連の参戦もお役に立っているんです」と語っていた。また米内光政も…
原爆によって広島にあった第二総軍は壊滅したが、畑俊六元帥のみ被害を免れた。偶然であろうか? 偶然でなかったとしたら恐ろしいことである。
5つ星のうち 5.0 文句なしのおもしろさ!, 2009/11/13
By Chopin's Thirds "酸度のエチュード" (Chiba-ken) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 日本のいちばん醜い日 (ハードカバー)
読み始めたら止められなくミステリーのように、最後まで読ませてくれる秀逸な本です。
確かに証明されていない「仮説」も含まれていますが、本質的なことは正しい形で提示されていますので、それを見る見ない、あるいは見て理解する/しないは、読者次第で著者が悪いのではない。確かに匿名の元外交通訳者「F」氏の扱い方は疑問に思うし、批判的な読者が食いつくところであろう。
しかし、資料から軍人の「恋闕(れんけつ)」を感じ取り、昭和天皇を「女形」と表現するような鋭さがこの本の著者にはあります。歴史マニアや資料調査が得意なだけの学者とは違います。ホモソーシャルな環境にいた「軍人」×「皇族(昭和天皇と直宮)」という図式は、先の戦争が、昭和天皇を絶対的な座長とする《ヒロヒト劇場》だったのだという全体的な主張と実によく響き合っています。ついでに本当の座元は国際的な金融組織で、幹部俳優の多くが山口・田布施の出身かその一族の流れをくむ、というバックストーリーも完璧です。
英語では、政治劇や政治的パフォーマンスを "political kabuki" や "diplomatic kabuki" などと表現することが一般化していて、新聞の見出しにも kabuki の文字が見られ、政治記事ではどこの国の話であろうと一般名詞として使われています。Kabuki の国に暮らしていながら「昭和史」という《あらすじ》で洗脳されている日本人に、芝居そのものをきちんと観ろ、と促し、解説ガイドをしているのがこの本です。同時に、外国人の著作も引用することで、世界的にはあの敗戦も kabuki であった、という視点があるなかで、日本はまだまだ「神話」の国であろうとしていることへの強烈な違和感も著者は提示しているのです。
5つ星のうち 5.0 飽きることなく最後まで読めた, 2007/9/14
By 九州商人 (宮崎県 宮崎市) - レビューをすべて見る
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【偽装クーデターとは?】
皇居内で発生した近衛連隊による玉音版強奪計画・・・これは「三笠宮」によって仕掛けられた巧妙な偽装クーデターであるとする、大胆な推理が本書の前半部分の内容です。
他にも鬼塚氏が他類書では見たこともないような皇室の話を紹介していきます。
ザッと列挙すると、
▼スイス銀行の秘密口座には日本皇室の莫大な財産がある。
▼その財産形成の原資は、支那大陸におけるアヘン密造である。
▼昭和天皇の実父は大正帝にあらず。
▼昭和天皇生母である「貞明皇后」の本名は「朱貞明」
▼昭和天皇は「軍部の操り人形」などではなかった。
▼昭和の大本営は「宮中」に置かれ、昭和天皇中心に図上演習がたびたび行なわれていた。
・・・・・。
狂信的皇室護持論者・三島由紀夫でさえ、生前こう言っていましたっけ。
「オレは昭和天皇は嫌いだ」
この本を読むとこの三島の言葉の意味が分るかもしれません。
天皇主義者及び反天皇制論者、全員必読の良書です。
飽きさせません。最後までドキドキしながら読めるでしょう。
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