2013年11月1日金曜日
うちの長男14歳が中学校から手紙をもらってきた。遠足に行くという。そのために15ドル(1500円)必要なのだと言う。何処に行くのかと思い手紙を読んでみた。すると軍隊博物館に行くと書いてあった。現在600ドル(6万円)しかお金を持っていない私としては、とても高い値段だった。その上に、私の最も嫌いな軍隊博物館に行くというじゃないか。そんな所に息子を連れて行かれるのに、とてもじゃないけど15ドルなんて金額払えないと思い、息子に「あんた、こんな所に行きたい?」と聞いたら「別に行きたくもないよ。去年もそこに学校の遠足で行ったしね。」という。ええー!去年も行ったわけ?フロリダ州の教育委員会は、よっぽど子供たちを「軍隊はおもしろいぞー!18歳になったら軍隊に入って、お国のために戦えー!」と洗脳に一生懸命なのか?とんでもない教育委員会だ。
私のポリシーは「他の皆が行っても、嫌いだったら私は行かない」なのだ。シープルの様に「皆が行くんだったら、私は嫌いでも皆と一緒に行く」という感覚は私にはない。だから息子に「じゃあ、この遠足行かなくっていいよね?」と言ったら「その分、そのお金くれるんだったらいいよ。」と言うので息子に10ドルあげて、その日は学校をお休みさせる事にした。学校の先生が何か言ってくるか、ちょっと心配だったが、息子が軍隊博物館には行かないと先生にいったら、別に構わないと言われたという。
しかし、こちらの学校も日本に負けず劣らず、軍国教育は盛んだという事だ。次男と三男が行っている小学校でも、毎朝、朝礼の時に、あの悪魔の星条旗を揚げて国歌を歌うらしい。恐ろしい事だ。学校という所はナチスが経営しているらしい。ちょっと遅刻しただけで罰のクラスみたいな所に座らされるらしい。長男は毎朝「学校行きたくねー!」と文句をたらしている。
0 件のコメント:
コメントを投稿