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天皇皇后両陛下、国体でボクシングを観戦(13/10/07)
https://youtu.be/Qy_il0cmqcg
ボクシングなどという野蛮なスポーツが今でも存在する事自体信じられないが、その危険で野蛮なスポーツを高校生にやらせるという事も信じられないことだ。ボクシングほど野蛮なスポーツはないだろう。殴るなどという事がスポーツとして存在している事自体が、この世の中は悪魔達に支配されているという証明だ。
ボクシングに関わる色々な怪我
眉毛界隈の怪我
バッティングといって、夢中になって頭が前に出て、グローブではなくて、おでこ同士がぶつかってしまったり、あるいは、相手のパンチが「切れて」いるので、それにより皮膚が切れてしまうと、よく眉毛の近くを切ります。当然出血するわけですが、余りに大きかったり、出血が多く凄惨な印象があると、試合は中断されることが多いです。
顎の骨折
タイトルマッチなどの試合になると、顎の骨が折れてしまったと言うことがあるんですね。それだけパンチが強い
耳が変だぞ
ボクシングで耳なんて・と思うでしょうが、実は結構多いのです。勿論、耳たぶが打たれたために、関取さんとか柔道の選手のように、腫れてしまって変形したりという外見的な問題もあります。しかし、意外と多いのが、グワーンと外側から回して打ってくるいわゆる「スイング」というパンチが、耳に当たっちゃう選手がいます。耳の穴(外耳道)を外から、「ポン」と打たれれば、奥のほうに圧力がかかるのは想像しやすいでよね。それで、耳の中の鼓膜が破れちゃう選手が結構いるのです
目の怪我
目の玉はピンポン球くらいの大きさですが、そこに大きなグローブがぶつかることがあるわけです。「ポーン」と言う感じで、破裂することがあります。
顔の腫れ
だれでも殴られれば、あるいは、ぶつかればその場所は腫れてしまうわけです。ボクサーたちは、多くの場合顔面を目標とされるので、顔が腫れちゃいます。
鼻血
鼻血量が多くなると、のどの奥にも血液がまわってしまうので、息がくるしくなることがあるでしょう。
鼻の曲がり
顎の骨まで砕けてしまうパンチを真正面から受けてしまえば、ぜんぜん軟らかい鼻の根元のほうの骨などはひとたまりもありません。
肩の脱臼
時として右腕でパンチを思いっきり打ったとき、つまり伸ばしたときに、腕が肩から離れちゃう・つまり肩の関節での脱臼がおきちゃう事があるんです。
お腹痛い!!
ボディーへのパンチは、選手のスタミナを消耗する一番の手段と言われています。
お腹の中には、肝臓以外にも、小腸、大腸、胆嚢、すい臓、などが入っています。
おしっこに血が!
同じボディーブローでも、わき腹にパンチを受けると、その奥のほうにあるソラマメのような腎臓と言うおしっこを作る臓器に衝撃が来ます。そこに亀裂つまり傷ができちゃいことがあるわけで、すると尿に血液が混じることがあるわけです。
脳震盪
ノックアウトパンチ!
慢性脳損傷
何回も脳みそが揺すられ、脳震盪を幾度となく経験したボクサーが引退してから数年から何十年もして、痴呆症状やパーキンソン病といって手足が震えちゃったり、小脳がやられて「酔っ払い」のようにふらふらするような病気になること
頭の怖い怪我・・急性硬膜下血腫
最後の最後に一番怖い話をします。僕はたまたま脳神経外科の医者です。同じ社会人であるボクサーの生きがいは出来る限り侵害したくないと思っています。でも、これだけは命と背中合わせの事件です。申し訳ないけど、ボクシングがすべてではないから、避けたほうが良い、避けるべきであると、言うのがこの怪我です。それは急性硬膜下血腫という恐ろしい怪我であります。脳みそは頭蓋骨という硬い骨に囲まれているわけですが、裸で入っているわけではありません。柔らかい脳みそは、スーパーマーケットのお豆腐のように、硬いケースの中に水が入っていることにより壊れないでいるというのとまったく同じです。普通、ぷかぷか水の中に浮いている脳みそはパンチなど食らって多少動いたって大丈夫です。
ところが、ごくまれに脳みその表面と骨の内側を結んでいる血管(静脈)があり、脳が急に移動することにより、その血管が切れてしまうことがあります。結果として、脳と骨との間にどんどん出血してきちゃうわけです。そうすると、脳と骨の内側に張っている硬膜という組織の間に血が溜まるわけで、それを急性硬膜下血腫と呼びます。その血腫がどんどん溜まっちゃえば、硬い入れ物の中にある脳みそは逃げ場所がなくなって、圧迫されてしまいます。いよいよ、圧迫がひどくなった脳みそは、その中央部にある脳幹というところにまで圧迫がきてしまいます。その脳幹部は意識とか人間が最低限度生きていく機能を司っているところですので、それに支障を来たして、意識がなくなってきて、その後、いよいよ命にかかわるわけです
(転載終わり)
こんな危険な野蛮行為をスポーツと称して、自分の子供にやらせる親が居ること自体、信じられない!
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