2019年8月1日木曜日

アメリカ様命の害務省真っ青!:米ジャパンハンドラーの頭目・ジョセフ・ナイ様が沖縄から米軍は撤退すべきと唱え始めた

2014年9月23日火曜日


新ベンチャー革命2014921日 No.979
タイトル:アメリカ様命の害務省真っ青!:米ジャパンハンドラーの頭目・ジョセフ・ナイ様が沖縄から米軍は撤退すべきと唱え始めた

1.ジョセフ・ナイも同調か:米オバマ政権と中国・習政権は米戦争屋の飼い犬・北朝鮮キムジョンウン体制を崩壊させるという極東戦略

本ブログのメインテーマである米戦争屋のジャパンハンドラーの頭目・ジョセフ・ナイ・ハーバード大教授が私見を公表しています(注1)。彼の主張は、今の日米同盟を見直し、在沖米軍の前線後退と日本の自衛隊による自主防衛に移行すべしというものです。この主張に腰を抜かしているのは、日本の外務省(害務省)の官僚でしょう。
 この主張と北朝鮮脅威問題はリンクしているでしょう。

さて、本ブログ前号No.978にて、米国戦争屋ネオコンによって創出されている北朝鮮脅威について取り上げました(注2)。今年7月、北朝鮮が唐突に軟化し、一時、拉致被害者の帰国が実現しそうな勢いでした。安倍自民党の支持率上昇に有効な、拉致被害者帰国劇を安倍首相は大歓迎、早速、対朝制裁解除を決定し、拉致被害者家族は今度こそと期待を膨らませました。しかしながら、9月中下旬、北は一転、軟化姿勢を翻し、拉致被害者帰国劇は遠のきました。7月の北の豹変は何だったのか、われら国民も拉致被害者家族も狐につままれた気分です。

 なぜ、北の拉致被害者帰国容認姿勢が急にトーンダウンし、隠れ親・北朝鮮政治家・安倍氏のメンツが丸つぶれとなったのか、その経緯について、上記、本ブログ前号No.978で分析しました。

 この投稿の中で、米政府高官が8月中旬に、米軍機で内密に訪朝した事実を紹介しています(注3)。そして本ブログでは、この米高官は、米政権から下野中の米国戦争屋エージェントではなく、米オバマ政権の人間ではないかと推測しています。
 このハプニングの後、北の対日軟化姿勢がトーンダウンしたとみられます。オバマ政権は、拉致被害者帰国と引き換えに安倍政権が巨額の軍資金を北に提供することを断固、拒否したとみられます。

 本ブログの見方、それは、親中の米オバマ政権は中国・習政権と結託して、北のキムジョンウン体制を崩壊させるつもりではないかというものです。

なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンまたは悪徳ヘキサゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816の注記をご覧ください。

2.オバマ・習氏に接近する韓国・朴大統領は米国戦争屋ネオコンの意思に背いている:セウォル号撃沈はその意趣返しか

ところで今、韓国・朴政権は米オバマ政権と中国・習政権に接近していますが、上記、米高官の内密訪朝にも協力しています(注3)。つまり、韓国もキムジョンウン体制崩壊に協力しているということです。この韓国・朴政権の姿勢は、米戦争屋ネオコンを激昂させるものです。蛇足ですが、セウォル号撃沈事件ははやり、米戦争屋ネオコンの朴政権への嫌がらせとみてよいでしょう。

 一方、相変わらず、米戦争屋ネオコンの奴隷と化している安倍氏は、ネオコンの意思に沿って、キムジョンウン体制の維持に協力しようとしているわけです、われらの血税を使って・・・。だから、安倍氏は、アンチ米戦争屋ネオコンのオバマ政権から強く叱られたわけです(注4)

 上記の話とジョセフ・ナイの直近の主張を合わせると、近未来、米国政府の極東戦略が大きく変わる予感がします。

3.米戦争屋ジャパンハンドラー・ジョセフ・ナイが在沖米軍の撤退と米軍基地の自衛隊移管を唱え始めたのはなぜ?

 上記、ジョセフ・ナイの主張は、今の日米同盟を見直し、在沖米軍の前線後退を前提に日本の自衛隊による自主防衛に移行すべしというものです。しかしながら、このような同氏の発想は彼独自のものでもなんでありません、すでに2006年以降に存在している米国防総省の穏健派(非ネオコン)の長期計画案(注5、注6)と同じです。

 米国防省内の非ネオコンの発想、それは、近年の中国の軍事技術力向上にて、中国のミサイル射程距離が大幅に伸びているので(注7)、中国ミサイル基地に近い在沖米軍はすでにその射程内に入っていて、危険に晒されているという認識です。もし、米中戦争が起きれば、在沖米軍基地のみならず、駐日米軍基地も駐韓米軍基地も簡単に破壊されます。一方、極東米軍は中国攻撃用の長距離ミサイルはもっていませんから、対中競争優位ではないのです。

 ところで、2009年に米大統領に就任したオバマは、在沖米軍基地のグアム後退を決定すべく、2010年にグアム訪問を計画しましたが、それに反対する米戦争屋ネオコンによって、この訪問は妨害されています(注5)

4.ジョセフ・ナイの主張とオバマ政権の極東米軍前線後退案は一致する:害務省は発狂寸前か

 ジョセフ・ナイは米戦争屋の中でも、ネオコンとは一線を画しているのでしょう。だから、彼の主張は、米国防総省の穏健派から支持されるオバマ政権の極東米軍前線後退案と一致するのではないでしょうか。もしそうなら、米ジャパンハンドラーの言いなりに動いて、アメリカ様の御威光を利用して、国内でいばりくさっていた害務省の官僚(日米安保マフィア)は発狂寸前ではないでしょうか。

 今、普天間基地の辺野古移転で沖縄はもめていますが、沖縄国民の反対を押し切って辺野古整備に血道を上げているのは、害務省とそれに同調する日米安保マフィア連中(親米の防衛省官僚含む)なのではないでしょうか。

 オバマ政権下にて米国防総省穏健派が極東戦略の大転換を成功させるためには、まず、北朝鮮脅威の除去が必要です。そして、その動きは上記のようにすでに始まっています。

 一方、オバマ政権に同調する中国・習政権は、中国内で暗躍していた米戦争屋ネオコンのエージェントと疑われる周永康一派を駆逐しています(注8)。この事件の背景をジョセフ・ナイはよくわかっているのでしょう。

 周一派は、中国内にて対米挑発を繰り返し、米中対立を煽るとともに、ネオコンの意向に沿って、尖閣周辺での対日挑発と中国内の反日暴動を扇動、日中戦争の火種に着火するのみならず、南シナ海でも対・東南アジア諸国への挑発も行っていましたが、習政権はその芽を断ち切りました。これで、オバマ政権の極東戦略の転換がやりやすくなっています。このような情勢変化を安倍政権は読めているのでしょうか、大変疑問です。こんな政権を漠然と支持している一部のお人好し国民の気が知れません。

3.日米安保マフィアはなぜ、在日米軍の慰留に固執するのか

 ところで、上記の日米安保マフィアはなぜ、在沖米軍を含む在日米軍を執拗に慰留するのでしょうか、その理由はざっと三つあるとみなせます。

(1)日米安保マフィアにとって、在日米軍は、日本国内にて自分たちの地位と権力を保障してくれる有難い存在(威光的存在)とみなされている。在日米軍が撤退したら、これまでのように国内で威張り散らすことができなくなると彼らは勝手に思い込んでいる。

(2)日米同盟や在日米軍をテコにして、われらの血税で成り立つ国家予算の分け前を分捕り、またその獲得予算を増やそうと日米安保マフィアは常に企んでいる。彼らは半永久的に自分たちの利権拡大を志向する本能的習性をもっている。辺野古移転プロジェクトも1兆円規模の巨大利権となっている。

(3)日本周辺の中露韓朝からの挑発や脅威から日本を防衛するのに、在日米軍は絶対に必要と考えている(本心からそう思っている)。

注1:ハフィントンポスト“Joseph Nye: Japan's Robust Self-Defense Is Good for Asia201487
注2:本ブログNo.978『安倍首相を操る米国某勢力は拉致被害者身代金で北朝鮮の軍資金を確保しようとしたが、米オバマ政権に阻止された模様』2014920
http://web.archive.org/web/20140925112953/http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/34161421.html
注3:阿修羅“安倍訪朝に米国務長官が再度懸念を表明:16日に米国政府高官が軍用機で訪朝:日朝国交正常化を求めてきたのは米国”2014829
注4:ハフィントンポスト“安倍首相の訪朝、アメリカが自制を要求「日米韓の連携が乱れかねない」”2014716
注5:本ブログNo.94『オバマ大統領のアジア太平洋地域訪問中止の謎を解く』2010319
http://web.archive.org/web/20100422193452/http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/10926930.html
注6:宜野湾市ホームページ「普天間基地のグアム移転の可能性について」平成211126
注7:中国人民解放軍第二砲兵部隊
注8:本ブログNo.958『南シナ海における中国戦闘機の米国哨戒機威嚇事件:米国某勢力のエージェントだった疑いのある周永康氏の失脚事件との関連性を読み解く』2014824
http://web.archive.org/web/20140908054836/http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/34065404.html

コメント

Ai Shibahashi2014928 10:43
ジョセフ・ナイ氏さえ押さえれば、辺野古移設は避けられるということなのでしょうか…?他のサイトでも氏の発言が取り上げられておりましたが。。

今日の沖縄タイムスに、

米軍「日本から要請ない」普天間5年内停止

 【平安名純代・米国特約記者】ロックリア米太平洋軍司令官は25日、ワシントン近郊の米国防総省で開かれた記者会見で、米軍普天間飛行場の5年以内の運用停止について、日本側から要請を受けていないことを明らかにした。17日に来県した菅義偉官房長官は仲井真弘多知事に対し、今年2月が5年以内の運用停止の起点との考えを示していたが、ロックリア氏の発言は米側との協議が始まっていないことを示している。

 沖縄を含む在日米軍を統括するロックリア司令官は会見で、普天間の5年以内の運用停止について、「私の知る限り(日本政府からの)要請はない。私に対する要請もない」と明言した。

とあり、日本政府のあり得ないコミュニケーション障害ぶりがまた露呈しました。沖縄で怪我までしてカヌーでの抗議活動している方々がまるで阿呆のようではないですか!辺野古利権にたかる悪徳ゼネコン・自民党の本性丸出しですよね。それとも、アメリカにはこの問題について幾つもの窓口があり、決定権を持つのはオバマ政権ではないのでしょうか…?複雑過ぎて日本からはよくわかりません。。

2014928 08:01

ReptilianIsReal2014929 3:28
オバマ大統領は、日本からの完全なる米軍の撤退を狙っていると思いますよ。米軍をアフガニスタンから完全撤退させた様に。前にも何回も書きましたが、米国には正規のオバマ政権と、ブッシュ側の影の爬虫類政府があるわけです。米軍は戦争派ブッシュ側の爬虫類政府下の組織です。

ただ、日本国内に、米軍の存在によって殿様の様な暮らしをしている爬虫類人達が多いですからね。彼等は米軍に「お願い!私達を置いて出て行かないで~!」と泣きついているんじゃないんですか?

米軍の存在はナチスの存在と同じ。現在の安倍政権は米軍がバックのナチス政権。

沖縄の問題に関しては、遅かれ早かれ、日本から独立する可能性が高いですね。まあ、日本と言語も文化も全く違いますからね。沖縄の方々からしたら、日本政府に沖縄が牛耳られているのは、いい迷惑です。

Ai Shibahashi2014102 20:28
レプさん、米国内の詳しい情報をありがとうございます。 

 私もこのまま安倍軍事政権が辺野古埋め立てを強行するなら、喜んで沖縄の独立を支持したいと思います。北海道も将来は独立するという噂がありますが、太陽系の他の惑星、例えば金星には国家、国境が存在せず、地方政府のみと聞きますので、地球も大勢の人々が目覚めれば、そうなっていくのが自然なのかも知れませんね。。

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